【超簡単!】HGのガンプラを作ってみよう!!~お手軽素組み編~(前編)

2023年4月30日ガンプラ

はじめに

どーも、こんきです!

突然ですが皆さんは"ガンプラ"って作ったことありますか?

「バリバリ作ってるよ!」というガンプラマイスターな方もいれば、「ガンプラって何?」というガンプラ未経験者さんまで、様々な方がいらっしゃると思います。

この記事ではガンプラ未経験者さんや初心者さん向けに、自称"ガンプラ脱初心者"ことボクがガンプラのお手軽でキレイに作れる方法について紹介していきたいと思います!

事前準備

ガンプラを作る上でまずするべき事は何か?

「ガンダム作品を見る?」

「好きな機体のガンプラを買う?」

違います!

それは「道具」を用意することです!

食事をする時に食器が必要なように、寝る時に布団や枕が必要なように、ガンプラを作る時だってなくてはならない"道具(あいぼう)"達がいるのです!!(クソデカ早口語り)

というわけで、まずはボクも大変お世話になっているガンプラ作りの道具(あいぼう)達を紹介します。

1.ニッパー

ニッパーは主にガンプラのパーツをランナー(パーツが沢山くっついてるヤツ)から切り離す時に使います。

このニッパーの性能次第では作りやすさや完成品の仕上がりに影響する為、妥協は出来ません。

それじゃあどんなニッパーがいいの?ということで、ボクおススメのニッパーは以下の2つです!

タミヤ クラフトツールシリーズ No.123「先細薄刃ニッパー (ゲートカット用) 」

こちらは超大手メーカーの「タミヤ」さんから発売されている薄刃ニッパーです。

このニッパーの特徴はなんといっても薄く細い刃です。

ガンプラによってはランナーとパーツの接合部が狭くなっている場合があり、普通のニッパーでは非常に切りづらい事があります。

そんな時でもこのニッパーなら狭くても簡単に切れるというわけです。

もちろん切れ味も申し分ない為、白化(切断面が白くなること)が起きづらいです。

ボクもメインで使っており、とりあえずいいニッパーを使いたい!という方におススメです!

タミヤ クラフトツールシリーズ No.93 「モデラーズニッパー アルファ

こちらも「タミヤ」さんから発売されているニッパーです。

先ほどの薄刃ニッパーと何が違うかというと刃の厚さと値段ですね。

刃の厚みと太さは薄刃ニッパーより多少大きくなってはいますが、正直あまり気にならない程度です。

しかし1番の魅力はなんといってもその安さです!

切りやすさは薄刃ニッパーとさほど変わらないのに取り扱い店によっては1,000円しないんですよ!

薄刃ニッパーは2,000円を超える事も考えるといかにお得かが分かりますね。

なのでこちらはコストパフォーマンスを重視される方におススメです!

2.ピンセット

ピンセットは主に仕上げでシールやデカール(シールの類似品)を貼る際に用いられます。

「シールなんて指で貼ればよくね?」と思われる方もいるかもしれませんが、それは考えが甘いと言わざるをえません。

なぜなら、指とピンセットでは貼りやすさに雲泥の差があるからです!!

さらにシールがズレた際の張り直しやすさや粘着力にも影響を及ぼす為、ピンセットを使わないという選択肢は基本的にありえません。

そんなピンセットのおススメはこちらです。

・タミヤ クラフトツールシリーズ No.3 「ツル首ピンセット

またもやタミヤさんの製品ですね。

薄々感づいている方もいらっしゃると思いますが、ボクはタミヤさん信者です。(だって質がホントに高いんだもの…)

このピンセットの特徴は剛性の高さとお値段です。

安いピンセットは剛性が低くたわんだり、必要以上に強く握らないといけなかったりする事があります。

そういった負担やストレスになるような事がこのピンセットでは一切ありません。

その為、デカールが何枚あろうと楽々と貼れてしまうのです。(ちなみにガンプラによってはシールやデカールの枚数が何十枚もあったりします)

そしてお値段が1,000円台と比較的リーズナブルでコストパフォーマンスが高いです。

どれを買うか迷ったらとりあえずこれを買えば間違いない、そんなピンセットです。

・ゴッドハンド パワーピンセット 先細

こちらはアルティメットニッパーで有名な「ゴッドハンド」さんから発売されているピンセットです。

このピンセットの特徴としましては、先端の形状です。

タミヤさんのツル首ピンセットよりもカーブが緩やかになっている為、癖が少なく非常に使いやすくなっています。

また、先端がかなり細い為、精密な作業でもかなりやりやすいです。

なお、その特殊な形状のためか値段が少々お高めですが、性能を重視する方には特におススメです。

3.以上!!

お世話になっている道具(あいぼう)達はまだまだ沢山いるのですが、とりあえず作るだけならこれだけで大丈夫です。

特に今回は素組み(加工をせず説明書通りに作ること)編なので、他の道具はまたの機会に紹介させてください。

おススメのガンプラ

道具が用意できたらお待ちかねのガンプラを用意します。

もちろん「このガンプラを作りたい!」というのがあればそれを作っていただいて問題ありません。

ただ、「最初は作りやすいもので慣れてから本命を作りたいよ!」という方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方の為に独断と偏見で選んだ比較的作りやすいガンプラ達をご紹介します。

1.HGUC 1/144 RX-78-2ガンダム

最初におススメするのはもはや説明不要な程の知名度を誇る"連邦の白い悪魔"こと「ガンダム」です。

シンプルな構造によりとても作りやすくかつ、パーツの可動域も広い為、ダイナミックなポージングも可能という素晴らしいキットです。

さらにはパーツの切り取り跡があまり目立たなくなるような工夫もされている為、素組みでも完成時のクオリティが高い点も素晴らしいです。

もしガンプラ選びで迷ったらこのキットを選べば失敗はしないでしょう。

なお、"HG“ではなく"HGUC“ですので、間違いないように気を付けてください。(違いについては別の機会でお話します)

2.HGUC 1/144 シャア専用ズゴック

ジムの胴体を爪で貫いてるシーンが有名な機体ですね。

“赤い彗星"ことシャアの乗機というと真っ先に挙がるのが「シャア専用ザク」ですが、このズゴックも負けず劣らずの人気機体です。

この機体も上記のガンダムと同様にシンプルで作りやすく、素組みの完成度が高いキットです。

派手な装備こそありませんが、洗練されたデザインが醸し出すいぶし銀のようなカッコよさは見た人の心を掴んで離しません。

3.HGCE 1/144 デスティニーガンダム

3機体目は「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の主役機兼ライバル機であるデスティニーガンダムです。

こちらは上記の2キットと比べると作成難度は高いです。

その分、完成時の満足度はとても高く、完全新規構造による広い可動域を活かしてダイナミックな動きや原作シーンの再現も簡単に出来る点も高評価です。

また、武装も多く「光の翼」や「パルマフィオキーナ」を再現するためのエフェクトパーツも付属しているので、非常な派手なキットといえるでしょう。

派手な機体が好きな方や、最初から挑戦してみたい方におススメのキットです。

4.HGUC 1/144 ユニコーンガンダム デストロイモード

4機体目は「機動戦士ガンダムUC」の主役機ことユニコーンガンダム(デストロイモード)です。

この機体は「ガンダム」に負けず劣らずの知名度を誇る機体です。

お台場のダイバーシティ東京プラザに等身大ユニコーンガンダムが設立されていることでも有名ですね。

作成難度でいうとガンダムとデスティニーガンダムの間でしょうか。

シンプルな武装ながら完成されたデザインで非常にカッコいい機体です。

さらにパーツ分割により各部のディティール再現がより強調されていて、立体感のある仕上がりが素晴らしいですね。

なお、こちらのキットは変形は出来ませんのでご注意ください。

5.HG 1/144 ガンダムバルバトスルプスレクス

最後の機体は「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」で、主人公が最後に乗っていた機体のガンダムバルバトスルプスレクスです。

突然ですがガンプラというのは基本的にパーツ数が少ないほど、パーツが大きいほど作りやすいと言われています。

このキットはまさにそれを体現したようなキットで、パーツ数が少なく1つ1つも大きい為、非常に作りやすいです。

それなのに大きな武装がド派手で、お手軽に楽しめる非常におススメなキットです。

ガンプラを作ろう!

道具も揃い、作るガンプラも決まったならあとは作るだけです!

というわけで、作成時の注意点やテクニックについては後編で解説していこうと思いますので、よければもう少しお付き合いお願いします。

ガンプラ

Posted by konki_genki